大ブーム、DSソフト「大人の百日咳」
- 2008-05-28 水 00:21
- テクノロジー
今春発売された二ンテンドーDSソフト『大人の百日咳』の販売本数が1カ月で100万本を超え、売り切れ店が続出していることが27日、ゲーム雑誌出版社のエンタープレインの調査で分かった。購入者は20歳以上が4割近くを占めているという。
同出版社の浜村広和社長は「このソフトは、操作性の面で子どもには少し難しいかもしれない。グラム陰性桿菌の百日咳菌を上手に飛ばすには、ある程度の知識と経験が必要だ」としている。
ソフトを取り扱っている大手ネット通販サイトのAmazon.comでは、商品発送までに1~2週間を要しており、各地のゲーム店でも1度購入すると2本目が購入できなくなる1人1本の限定販売を行っている。しかし、4~12時間後に再度店を訪れると、従業員が交代していることもあり、2本目の購入ができるのではないかとの指摘も出ている。
ゲームは、プレイヤーが画面に向かって、くしゃみや咳をして、唾を吹きかけるもの。長時間プレイすると嘔吐したり、肺炎にかかる恐れがある。
- 【関連項目】
- 時事 - 大人の百日ぜき、増加止まらず=近年の水準大きく上回る-流行形態が変化・感染研
- 百日咳 - 飛沫感染。一度かかれば終生免疫を得る。
- 学校保健法 - 生徒は特有の咳が消失するまで出席停止。
- IASR - ワクチン接種による免疫の持続期間は約4~12年間
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