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TranscendポータブルHDD耐衝撃1TB TS1TSJ25M3レビュー 電源ボタンなかった

 ちょっとした持ち運びができるバスパワー専用のハードディスクを一台くらい持ちたくなりました。

 バスパワーはコンセント不要で接続先のPCなどのUSBコネクタから電気を供給する仕組みのものです。持ち運びが気軽にできて便利ですが、タブレッドなどの中にはバスパワーに対応していないものもあり、そのような端末では使用することはできません

 購入したのはTranscendTS1TSJ25M3です。特に調べもせず人気順位と値段で決めました。


 到着。
 普通(3.5インチ)の外付けハードディスクに比べるとパッケージは小さいです。

 興奮しながらビニールを乱暴に脱がします。

 パッケージ側面にはWindowsとMacのロゴ。どっちもいける両刀です。

 裏面には仕様や対応OSなどが書かれています。

(訳)USB3.0は2.0より10倍速いんだぜ!
(訳)シリコンと緩衝パーツで防御力は皮の鎧並!

 下部には色んなマークが並んでますが、意味はよくわかりません。

 箱から取り出す。

 ハードディスク本体は緩衝材になっているのかよくわからないペラペラの容器に収まっていました。耐衝撃なのできっと裸でも(大)丈夫なのでしょう。

 スマートフォンみたいです。

 手に持つとほんの少し重みを感じます。計測してみると224gでした。公式のスペック(218g)よりも6000mg重たいです。

 大きさは129.5x82.4x20.4mm。コンパクトです。

 コネクタ部分が中央にあったら、チョコバーみたいです。

 かぶりつこうとしましたが、本体から何とも言えないニオイが発せられていることに気が付き、断念しました。

 シリコンカバーのニオイでしょうか。鼻を近づけないとわからないくらいのニオイです。小さな子供がチョコバーと間違えて口に入れないようにする対策かもしれません。

 本体にはボタンが一つだけあります。電源ボタンかと思いましたが、押しても何も反応しません。

 やはりPCと接続しないと動かないようです。

 無愛想な裏面です。

 緑のシール部分には『Made in Taiwan』とあります。そういえば箱の裏面にも『産地:台湾製造』と書かれていました。

 この緑のシールを剥がすと保証を受けられなくなるので注意しましょう。

 本体表面はシリコンカバーなのでホコリが結構付きます。黒なので結構目立ちます。

 同梱されていた白いケースを開けると中にはUSBがケーブルとクイックスタートガイド(簡易説明書)、保証書、チラシ2部が入っていました。

 保証書は白い紙で『WARRANTY CARD』と書かれているやつです。日付を記入する欄などが一切ないため、本当に保証書なのか疑いたくなります。

 保証は3年です。納品書やレシートは大事に残しておきましょう。保証を受ける際には会員登録をする必要があるようです。

 クイックスタートガイド。
 USBケーブルを繋げたら使えます。以上。

 接続図にはケーブルが二股(Y字)になっているタイプがあります。どうやら製造された時期によっては付属のケーブルがY字のものもあったようです。もしかするとYでなくても安定した電力を供給できる仕組みにバージョンアップされたのかもしれません。

 今回届いたのは一途でストレートなケーブルです。

 ケーブルの長さは47cmです。コネクタ部分を除くと38cmくらいです。短いです。

 また本体側のコネクタは少し形状が変わっています。普通のMicro-Bではありません。

 差し込むとコネクタ部分が少しグラグラします。一応しっかりはハマっているので簡単には抜けません。でも乳歯のようにグラグラします。

 PCと繋ぐと本体が起動し、スイッチ周辺が青く点灯します。

 10分間、本体の読み書きが行われなかった場合は自動的にスリープモードになり、消灯します。本体に手をあててみるとハードディスクの回転が止まっていました。省エネです。

 そして本体の読み書きを行うとスリープモードは自動的に解除されます。

 ではこの電源スイッチでもないボタンはいつ使うのか?

 それは本体を取り外した後に使います。

 本体を取り外すときはタスクバーのアイコンをクリックして『安全な取り外しを実行』します。

 この取り外し処理を行った後で、またハードディスクを使う時にこのボタンを押すと、本体がPC側と再接続し、起動します。いちいちケーブルを抜き差しする必要はありません。

 このボタンは取り外した本体を再接続するボタンです。

 またこのボタンは自動バックックアップという別の機能も備えているようですが、これにはTranscend Eliteというソフトウェアが必要です。

 とりあえず頻繁にバックアップを取るとハードディスクの寿命が減りそうなのでEliteは使わないことにしました。

初めに確認すること・フォーマット

 このハードディスクは最初から『FAT32』でフォーマットされています。

 FAT32のハードディスクはWindowsだけでなくMacやタブレットなどでもそのまま使い回せる場合が多いです。ただし、一つのファイルの大きさが4GB以上のものを取り扱うことができない欠点があります。

 4GB以上の一つの動画やプログラムなどをハードディスクにコピーしたい場合は『NTFS』(Windows)でフォーマットし直す必要があります。ただし、NTFSでフォーマットするとMacや一部のタブレットで使えなくなる可能性があります。

 最初に適当な写真などのファイルを1枚ハードディスクにコピーして使用するPCやタブレットなどで動作するかどうかを確認しましょう。どうしても4GB以上のファイルを保存する必要がある場合はNTFSでフォーマットして使用できるかどうかを確認します。手元にNTFSでフォーマットされたハードディスクやメモリーカードがある場合はそれを使用するPCなどに繋いで動作するかを確認するのがベターです。NTFSかどうかはコンピュータにある各デバイスを右クリックしてプロパティを表示すれば確認できます。

 NTFSで動作しない場合はFAT32でフォーマットし直します。FAT32でフォーマットする場合はELECOMハードディスクフォーマッタバッファローDisk Formatterを利用します。

 ハードディスクには初期ファイルがいくつか入っています。フォーマットを実行すると中身は全て消去されるため、これらのファイルをフォルダごとまとめてPC側のハードディスクにでもコピー(保存)しておきましょう。なくても動作に問題はないと思うので無理にバックアップする必要はありません。たぶん。

 フォーマットはコンピュータにあるハードディスク(Transcend)のアイコンを右クリックすれば実行できます。

 ファイルシステムが『NTFS』になっていることを確認して開始すればNTFSでフォーマットされます。

 クイックフォーマットのチェックを外すとハードディスクのエラーチェックも同時に実行してくれますが、フォーマットの時間がかなりかかります。

 そんなにかからないだろうという気持ちで実行して約4時間かかりました。

 PCがスリープモードになる時間を2時間などに設定しているとフォーマット中に落ちてしまうかもしれないので、短めに設定している場合は『コントロールパネル』の『システムとセキュリティ』にある『電源オプション』のスリープ状態になる時間を4~5時間程度に変更しておくことを推奨します(フォーマット中もPCをずっと操作している場合は変更の必要はありません)。

 動作確認や時間をかけるのが面倒な場合はクイックフォーマットですぐに終わらせてもよさそうです。

データ・ベンチマークテスト

 ハードディスクの中身は『ST1000LM024 HN-M101MBB』、サムスン産のシーゲート製でした。

 生産時期によっては東芝産の時もあったようですが、2014年5月時点の購入ではサムスン産でした。

 温度はクイックなしの通常フォーマット中で41度まで上昇していました。通常の使用では30~32度くらいでした。

 USB3.0のベンチマーク。1000MBx5。500MBx5の2回目はこちら

Sequential Read : 123.087 MB/s  Sequential Write : 97.162 MB/s  Random Read 512KB : 39.962 MB/s  Random Write 512KB : 50.283 MB/s

 ベンチに使用したPCはUSB3.0インターフェースボードを増設したのもので、複数の外付けハードディスク(USB3.0)で認識エラーをときどき起こすような環境です。実際のスコアは上記よりもう少し良いかもしれません。


 総評。

 NTFSでフォーマットしたらyoga tabletで認識されなかった。yogaはあきらめた。

Transcend USB3.0/2.0 2.5インチ ポータブル 1TBHDD TS1TSJ25M3
 バスパワー。FAT32フォーマット。
WD ポータブルHDD WD Elements Portable 2TB 3年保証 USB 3.0 WDBU6Y0020BBK-JESN
 バスパワー。NTFSフォーマット。
 WESTERNDIGITAL製。
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  1. comment
  2. 白昼夢 2014-06-21 00:22 No.4393 #pYrWfDcoURL

    本体側のは、USB3.0のmicro端子ですよ。
    しかしよく考えられたもので、ちゃんと2.0/1.1と互換性があります。
    3.0は従来のケーブルに新たに端子を増やし、能力を向上したものですが、2.0/1.1のケーブル・端子に繋いだ際にはちゃんと2.0/1.1モードで動作します。
    ケーブル自体にも下位互換性があります。3.0のmicroUSBはヒョウタンのように長方形の部分・台形の部分に分かれていますが、この台形の方に2.0/1.1のmicro(従来のmicro-B)が刺さり、その状態で動作できます。
    考えた人は偉いですね。

  3. 名無しさん 2015-09-06 15:06 No.4759 #K0sqKBJgURL

    おいくらですか?
    使い勝手がよさそうなので、手ごろな値段なら私もほしいなと思いまして。。

  4. さっちゃん 2015-09-15 20:18 No.4763 #-URL

    私の友達は144cmで41kgですよ。やばいです。私の学校は体重が軽いので、友達は太っていると言われています。私は153cmで37kgです。太っていますか。

コメント

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